ハイパーリンク関数で、同じブックのセルを参照することは当たり前ですが、
実は別ブックのセルを参照することが出来ます。
※あまり情報が出回ってないので、出来ないと思ってる人も多いハズ。
これをうまく使うと、
ブック、シート、セルのアドレス、の一覧に対して、
数式で動的なハイパーリンクを生成することができます!!!!
セルに直接ハイパーリンクを追加(右クリック→ハイパーリンク)せず、
あえて数式の HYPERLINK を使うメリットを挙げておきます。
・リンク先が一目で分かる
・リンク先を動的に変える事ができる(数式でセルの参照先を変える等)
・ブックを開いた時に、リンク更新ダイアログが表示されない
・万が一にもリンクが消えない
※非常に稀ですが、右クリックで追加したハイパーリンクが消えて無くなる事があったので...
大量のブック・シート・セルに対して、
エラーチェック&確認 をしたい時に、
確認効率が非常に良くなるのでお試しあれ~
閉じたブックのセル参照 =HYPERLINK([<BookPath>]'<SheetName>'!<Address>) ※A
開いたブックのセル参照 =HYPERLINK(#'[<BookName>]<SheetName>'!<Address>) ※B
自身のブックのセル参照 =HYPERLINK(#'<SheetName>'!<Address>)
※『#』『[』『]』『'』『!』は間違えやすいので要注意です。
また『"』を省略して表記してますので、
実際には数式内の文字列を『"』で囲んで調整してください。
※『<Address>』 ・・・ A1 等、セルのアドレス
※『<SheetName>』 ・・・ シート名
※『<BookName>』 ・・・ ブック名
※『<BookPath>』 ・・・ ブックのパス(例 C:\Users\Downloads\Book1.xlsx )
上記の数式で「閉じたブック」「開いたブック」で分かれていますので、
※A で閉じたブックを開き、※B で開いた状態でもリンクを使用したい場合は、
少し面倒ですが、以下のように応用してください~
閉じたブック&開いたブック =IF(ISERROR(INDIRECT('[<BookName>]<SheetName>'!A1)), ※A , ※B )
ちょっと難しいと思うので、
サンプルをのせておきます。
活用して頂ければ幸いです!!